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 2015年4月25日にネパールの首都カトマンズをマグニチュード7.9の大地震が直撃し、大勢の方が亡くなり、広範囲にわたって建物が倒壊するなど、ネパールに多大な被害をもたらしています。
 また、難を逃れた方々は、ライフラインが断たれ、物資が不足し、また、いつ崩れるかもしれない家屋を捨て野外でテント生活を余儀なくされています。

 私たち三重ダルクとワーカーズホームでは、数年前から、カトマンズに拠点を持つ依存症回復支援施設「The Recovering Group」と連携し、活動を進めてきました。 
 大地震のあった1ヶ月前には三重ダルク、ワーカーズホームのメンバー総勢11名で同施設を訪問し、今後どのように協力関係を発展させていくか、ということを話し合ったばかりでした。
 このように日頃からネパールの方々と親交のあった私たちは、現地から送られてくる緊迫したメールや写真を見て胸を痛めています。
 私たちは日頃、依存症やその他障害を持つ方々の支援を行っていて、財政的にも人員的にも大々的にサポートする余力はないのが現状です。ですが、こんな私たちでもなにかできるんじゃないか?と考えた結果、日頃販売している紅茶の金額に寄付金を上乗せした金額で皆さまに購入いただき、集まった寄付金をネパールの同施設へ送るナマステプロジェクトを立ち上げました。

 大地震ゆえ世界中から人的、金銭的、技術的支援がすで入っていて、今後も継続されるでしょう。このような活動の中では私たちの行動はほんのささいなことかもしれません。私たちが何かしたところで大勢の方々を救うことはできない、と諦め気分で無力感にひたってしまいそうになりますが、せめて日頃私たちと交流のある「The Recovering Group」のメンバーを通してネパールをサポートしたいと考えています。私たちの主旨にご賛同いただきましたら、ぜひとも紅茶をご購入下さいますよう、お願い申し上げます。

                                          NPO法人三重ダルク 
                                          一般社団法人むらワーカーズホーム